今日は徳島スポーツビレッジで、関西福祉大学と練習試合(35分×2本)をおこないました。
昨日はリーグ戦が中止となりましたが、メンバーはこの連戦に出場していなかった選手が中心に。
1本目のメンバーはGK松澤、内田裕、杉本竜、前川、バラル、大屋、小西、藤原志、鈴木、狩野、押谷で臨みました。新加入のバラル、鈴木、押谷は加入後初の実戦となりました。
前半の入りはやや低調な展開。新加入選手とのギャップや単純なミスからリズムを掴めず19分に失点。
その中でも、21分に前川が飛び出してスルーパスを受け、藤原志にプレゼントパス。これをしっかり藤原志が決め同点に追いつきますが、その後24分にもあっさりと失点してしまい、1−2で前半を折り返しました。
2本目は、内田裕、前川、藤原志の3人に替えて渡井、佐藤、久米(ユース)が入ります。また、25分にはGK松澤に代わって練習生が入りました。
1本目とは打って変わって積極的なプレーが増え、ゴールラッシュ。8分に右サイド杉本竜が切り返して左足であげたインスイングのクロスを中央でバラルがヘディングでそらして技ありゴール。
16分にもサイドチェンジを受けた杉本竜が深い位置まで運び、低い弾道の高速クロス。相手DFがクリアしきれずオウンゴールで逆転すると、18分にも杉本竜のクロスをバラルがボレーシュートとこれも技ありのゴールでバラルは2得点。
杉本竜も短時間で3点に絡む活躍を見せます。
そんな中、2本目で目立ったのは新加入の押谷。ボールを失った後のプレッシングと相手DFの間に位置してボールを受け続け、攻撃のリズムを作り出します。
そして、32分にカウンターの流れからゴール前フリーでパスを受けて、冷静に流し込みゴール。献身的にプレーし続け、更にゴールという結果も残し、しっかりとアピール。
後半は落ち着き、時には数的不利な状況も身体を張ったDFで無失点で抑えた鈴木も合流後初の実戦で自分の立ち位置をしっかり見つけているようでした。
後半出場したユースの久米も大学生相手にそん色ないプレー。DFの部分に加え、ビルドアップも落ち着いてこなし、藤原志に刺激を受けながらアカデミーの選手たちもしっかりとしたプレーを披露しています。
新加入選手の加入でますます激化したポジション争い。チームは現在連勝中ですがより一層チーム力を上げて、J1昇格へ向けて戦い続けます。
明日はオフとなり、明後日から次節水戸戦に向けてトレーニングを積んでいきます。