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Channel: 徳島ヴォルティス ヴォルティス日記
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苦しい状況を打破して勝点3を!

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4試合を終えて1勝1分2敗(勝点4)と苦しいスタートとなっているヴォルティスですが、中2日の連戦という状況で明日のアウェイゲームに臨みます。前節、栃木とのアウェイゲームを戦ったチームは、徳島に戻らずに29日(日)のうちに飛行機で熊本入りし、明日のロアッソ熊本との試合に備えています。

30日(月)は、前日の遅い時間に到着したこともあり、試合に出場したメンバーは熊本市水前寺競技場にてリカバリートレーニングを行ったのみでトレーニングを終えます。そして、早くも試合前日となった今日は約2時間のトレーニングを行いました。予定より少し早くトレーニングを開始すると、ウォーミングアップはカルロスコーチのもとでボールを使ったメニューなどを入れて進められます。

間にストレッチを入念に入れるなど、連戦という状況を意識して少しメニューを変えているようです。最後に2人組でのダッシュを入れて、ポゼッションに移ります。ポゼッションでは小林監督から「切り替えのところをもう1つ早く」という指示が繰り返し出されていました。

その後は通常の試合前日練習ではゲーム形式を行い、セットプレーに移るのですが、今日はここでクロスボールからのシュートorクリアを行います。やはり得点機会はクロスに対して狙いを持って入っていくことと、相手のクロスを集中して防ぐことで明暗が分かれます。その部分を大事に、敢えてトレーニングメニューに加えていたものと思われます。

その後はゲーム形式と、セットプレーの確認となり、通常より少し長めのトレーニングを終えました。練習を終えた小林監督は「リスタートで前節失点しているので、最後は確認事項をプラスアルファでおこなった。通常であれば、トレーニングのコマ数があるが、今回は中2日なので凝縮しなければいけなかった。ただ、一番身体が重く感じる今日にしっかり動かしておくことで、明日上手く疲労が抜けるはず。チームの攻撃は少しずつ変わってきているので、そこは大事にしたい。」とやり繰りの難しさを話しながらも、しっかりとトレーニングをする姿勢は失わずに続けています。実際に選手は明日のナイターまで時間が空く中で、通常と違って既に現地入りしていることもあり、ゆっくり過ごして回復の時間がある中で試合に集中して臨みます。

熊本に対する印象を小林監督は「スピードのある選手と、キックの精度が高くリスタートでのキッカーが数名いる」と話し、警戒を強めており、そこはしっかりとフィードバックしてトレーニングしています。「セットプレーで前節は2失点しているので、チーム全体で集中しないと」と話すのは広瀬選手で、攻撃面では何本もクロスを上げて果敢に上がっていく姿勢は、開幕からフル出場を続ける4試合とも変わらないだけに、無用な失点を避けて、攻撃面でより良いプレーを見せたいという意思を見せていました。

連戦という状況ではなるべく多くの勝点を奪っていくことが大事です。既に1敗しているだけに、明日の熊本戦は勝利が必要な戦いとなります。アウェイ2連戦となりますが、この状況を勝利で跳ね返して、次に向かっていく強い気持ちが明日の試合で出せればと思います。応援よろしくお願いします。



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