今日はファジアーノ岡山と45分×2本の練習試合を行いました。かなり蒸し暑い気候の中での13:00キックオフとなりましたが、GKの相澤からしっかりと声が出ていて、J2という同じカテゴリー同士で互いを探り合いつつ、局面は厳しい立ち上がりとなります。
1本目はGK相澤、DF広瀬、青山、福元、冨田、MF井澤、佐々木(一)、廣瀬、衛藤、大崎、FW津田で臨みました。昨日の京都サンガF.C.戦に勝利した際のフォーメーションと同じく、4-5-1でのゲームとなります。ボールを保持する時間が多いゲームとなりましたが、なかなか慣れないフォーメーションということもあってかチャンスには結び付けられません。
しかし、30分過ぎからボールの奪いどころが明確になるにつれ、攻撃に厚みが出るようになり、右サイドでは廣瀬と広瀬、左サイドでは衛藤と大崎でのパス交換からチャンスを作り、津田と佐々木(一)が積極的に裏を狙います。44分には相手クリアを競り合いながら拾った広瀬が決定的なクロスを送りますが、津田のヘディングシュートは惜しくもバーの上に外れて1本目は0-0で終えます。
2本目は、佐々木(一)に代えて濱田を投入し、中盤のポジションを少し変更します。5分にエリア内でボールを受けた津田がファールを受けてPKとなります。津田のキックは相手GKに阻まれますが、大崎が詰めて先制します。その後もパスコースを上手く限定してボールを中盤で奪うなど、主導権を握って試合を進めます。
20分に廣瀬から佐々木(一)に交代し佐々木(一)は再出場となりますが、右サイドから果敢に仕掛けるなど見せ場を作ります。30分には津田と衛藤に代えてユースの長野がFWに、ユースの河野がMFに入ります。終盤は相手の高さを活かしたプレーに少し押し込まれる場面もありましたが、しっかりと最終ラインが無失点に抑えて1-0で勝利して試合を終えました。
昨日のリーグ戦では90分間結果を求めて戦いましたが、今日練習試合に出場したメンバーも得点を挙げた大崎が最後まで相手にプレスを掛け続けるなど、ベンチからの声を含めて一体感を持って戦い結果につなげました。
ここから1週間は26日(日)のアウェイでの横浜FC戦に向けたトレーニングになりますが、その後はゴールデンウィークの連戦となります。連戦は総力戦となるだけに、ここで今日の練習試合に出場したメンバーを含めて全体で戦うことが重要です。その点ではこの結果を、これからのリーグ戦につなげて行くことが出来るような試合になったと思います。