アウェイでの2連戦を1勝1敗という成績でホームでの2連戦に挑むこととなりました。第9節の京都サンガF.C.戦では最後まで粘り強く戦い、勝点3を奪う戦いを見せて、3日前の札幌戦へと乗り込んだだけに、札幌では逆に1点に泣く形となり、非常に悔しいですが、今はGWの連戦真っ只中。一刻も早くメンタル的な部分を含めてコンディションを試合に向けて整えて試合に集中することが一番大事です。出来る準備をしっかりして、ホームでの連戦を連勝出来るようにしたいところです。
チームは札幌戦の翌日をOFFとして、2日間のトレーニングで明日の水戸戦に臨みます。昨日はバランスサーキットで筋肉に刺激を入れつつ、ウォーミングアップにはストレッチの時間を多く設けて身体を仕上げて、短めの戦術面のトレーニングを非公開でおこないました。
やはり試合に長時間出場した選手の疲労は抜けきっておらず、選手それぞれがランニングでダウンをしたり、入念にストレッチをするなど、コンディションの調整に努めていました。札幌戦の出場機会が無かった選手は逆に、5対5のシュートゲームなど激しいメニューを消化して、試合に向けて調整をおこなっていました。厳しいコンディションの連戦となるだけに、誰が出ても良いように準備をしています。
そして、今日は通常の試合前日のメニューと同じように実施しましたが、非公開でのゲームもおこなって、準備期間が少ない中で水戸戦に向けた対策もしています。
長島監督は「今度の2試合は違った展開にしたい。重心を前に持って行けるようにしたい。」と話し、水戸の対策として「(相手は)ハードワークしてくるので、走り負けないこと」、「相手の組織的なところへの対応と切り替え」という点を挙げていました。直近の2試合はアウェイで京都のメンバー構成や札幌の状況を考えると、受けに回る時間もある程度考えた試合運びも大事でしたが、明日のホームでの水戸戦は本来のアグレッシブな姿勢を見せて得点を奪いたいところです。
山崎選手も第3節の山形戦以来のゴールを目指して「起点になることと、背後を狙うことは意識している。ただ、ゴールを奪うという結果が一番大事。」と得点に意欲を見せています。ホームでの2連戦、スタジアムでの熱い応援よろしくお願いします。