19日に練習を開始したチームは今日まで7日間のトレーニングを行いました。多少の雨天はありましたが、予定通りにトレーニングメニューを消化することができて、2日間のオフを挟んで28日からの高知キャンプに臨みます。
この1週間オフなく過ごしてきた選手たちはかなり疲労が溜まったようですですが、小林監督は「今週で11回の練習ができて、選手は前向きにトライしてくれています。フィジカルでは素地を作るという意図で、繰り返しのトレーニングになっていますが選手のモチベーションが高く、ボールワークについても積極的に声を出してやってくれています。今日は徳島での最後の練習でしたがフルコートでのゲームが出来たくらい良い状態です。元気よく高知のキャンプに行きたいと思います。良ければ高知までぜひ見に来てください。」と手応えを話します。
トレーニングメニューは2部練習の日は主に、午前中をランニングメニューに充てて、午後をバランスサーキットをおこないフィジカルメニューの後に、ボールを扱ったトレーニングとなりました。週の前半はランニングもペースを限定したり、時間を掛けておこなうものだったが、徐々にインターバル走などのメニューに変えてコンディションを上げています。
カルロスフィジカルコーチは“バランスサーキット”について「名前の通り身体のバランスを、トレーニング動作によってしっかりと作っていくことと、それが怪我の予防になります。」と話します。そして、高知キャンプに向けて「徳島ではフィジカルのベースを作る目的とボールへの慣れということを意識してやってきました。高知ではもっときつく、量も増やして、少しずつ選手のフィジカルを上げていきます!」と意欲的です。
それと同時に、ボールを使ったメニューも最初は狭い範囲でのポゼッションでしたが、だんだんと範囲を広げておこない、23日の練習からはGKも入れてシュートまで行く形でのゲーム形式のトレーニングもおこないました。そして、今日は11対11のゲームを3本おこなうなど、順調に仕上がっているように見えます。
斉藤選手は「まだまだこれからですし、キャンプでしっかり鍛えて開幕を迎えたいです。ゲーム感覚を早く戻すためには11対11のゲームまで出来て良かったと思います。1次キャンプは練習試合も入ってきますし、フィジカルもスピードが入って来ると思うので、厳しいキャンプになると思いますが、みんなで声を掛け合ってやっていきたいと思います。」
高知キャンプでは更にフィジカルを追い込み、そして戦術面でも浸透を図り、練習試合も組まれているのでチームを仕上げていきます。高知からは毎日更新で「高知キャンプ日記」をお届けする予定ですので、そちらもあわせてご覧ください。