Quantcast
Channel: 徳島ヴォルティス ヴォルティス日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1913

仕切り直しの連戦ラストゲーム

$
0
0

前節のアウェイ北九州戦は0-2で敗戦。試合を通して相手に主導権を握られる時間も長く、徳島のサッカーを発揮できないまま試合終了。試合後のロッカールームでは疲弊した選手たちがその場から動けずに悔しさをにじませていました。

試合後に「連戦の疲労もありましたけど、それを言い訳にしたくはないので勝ち切りたかった。」と話した岸本選手。「ホームゲームなので、しっかり勝って連戦を終えたい」と今節への意気込みを続けました。気持ちを切り替え、仕切り直しといきたいところ。チームは徳島に戻り、課題の修正と今節の対策に時間を割きました。

連戦最後の相手は山形となります。前節は千葉とスコアレスドローで終え、現在の順位は19位。
その相手との対戦に向けて中3日と限られた時間の中、どれだけ個々のコンディションを戻していけるかがカギとなります。現状の疲労度について、ここ4試合スタメン出場を続けている鈴木選手からは「疲れています。それを隠す必要もありません。」と即答しつつも、前橋育英高校時代のチームメイトである渡邊凌磨選手との対戦も心待ちにしている様子でした。「彼の特徴は知っていますし、マッチアップをすればそれを出させない。絶対に負けたくないです。」と闘志を燃やしています。
プロ入り3年目である鈴木選手のここまでのチームへの貢献度は非常に高く、成長スピードも目を見張るものがあります。逞しさを感じる堂々としたプレーに、コーチ陣や周りの選手からの信頼も厚く、徳島のサッカーに欠かせない選手となってきました。

今のチーム状態について「すべてが悪いわけではなく、ポジティブに捉えられる部分はたくさんありますが、ゲームコントロールのところで、一人ひとりが勝つ確率の高いプレーを選択できていない。」と話した岩尾選手。「自分たちがなぜ全力で戦わないといけないのか、なぜチームをもっと良くしていかなければならないのか。ということは、当然J1昇格に繋がること。それについてもう一度チーム全体で整理しないといけない。」と話すキャプテンの言葉からは強い責任感が感じられました。まだまだ先の長いシーズンですが、戦いの中で目指すところを常に明確に持ち続け、まとまりのある組織を形成していかなければなりません。

上を目指す以上連敗は許されない。次々節に対戦する首位長崎は、今シーズン7勝1分勝点22で無敗をキープしています。ここに食らいついていくためには、今節何としてでも勝利して、長崎と差を詰めるチャンスをつくりださなければいけません。J1昇格へは自動昇格(2位以内)のみとなる今シーズンのレギュレーションの中で、序盤戦の戦いの重要度も増していきます。
シーズンの最後に後悔をしなくていいように、毎試合ムラのない戦いで確実に勝点を積み重ねていきたいところです。

ファン・サポーターの皆さんも、いつもと違って選手たちにエールを送りにくい状況ではありますが、想いは伝わっています。
明日もアツい気持ちをもって、一緒にたたかいましょう!ご来場お待ちしております。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 1913

Trending Articles