前節のアウェイ千葉戦では終了間際のドゥシャン選手のゴールで劇的勝利を挙げ、真夏の5連戦を3勝2分で締めくくりました。
リーグ戦は3分の1が終了し、順位は3位と好調を維持しています。この勢いのまま次節からの5連戦を戦い抜き、中盤戦ではトップを狙いにいきます。
今週は中5日での準備期間となり、OFFを挟みながら身体を休めることができました。トレーニングでは選手たちも明るい表情で良い雰囲気が感じられます。
ここまで、過密スケジュールを総力戦で戦い抜いてきたチームは、毎試合新たな可能性を見出しながら成長を遂げています。前節、1点ビハインドの状況で後半開始から佐藤選手を投入し、2トップに変更。攻撃が活性化され、逆転に成功しました。試合後には「2トップは前日に練習しただけでしたが、その中で上手く機能したかなと思う。」(18.佐藤 晃大)と本人も手ごたえを感じており、新たなオプションにも期待が高まります。
今節の相手、松本は現在勝点13で19位。リカルド監督は「直近の京都戦ではいいプレーをしていました。チームとしてのやり方が変わっても怖いチームという印象がある。一人で剥がせる個の力は持っているので警戒しないといけない。」と松本の印象について話します。
そして、松本には過去に徳島でも活躍した杉本 太郎選手(2017〜2018)、橋内 優也選手(2010〜2016)が在籍。徳島で共にプレーした選手とのマッチアップにも注目が集まる中、徳島の10番渡井選手は静かに闘志を燃やしています。
「杉本選手は目標にしていた選手ですし、同じチームだったのでなかなか対戦するイメージが湧かない。杉本選手はたぶん意識していないと思うが、自分としてはどれだけ近づけたのかを見せられたらいいなと思う。」(10.渡井 理己)
渡井選手はプロ1年目に杉本選手と共にプレーしました。2人は同じポジションであり、ピッチ内外でも一緒にいることが多く、渡井選手は尊敬する選手に杉本選手を挙げる等、よく慕っている様子でした。今は、かつて杉本選手が付けていた10番を背負う渡井選手。明日はこの2人の対決にも注目です。
遠いアウェイの地でのゲームとなりますが、6戦負けなしの勢いを持って乗り込みます。まだまだリーグ戦はこれから。さらに厳しいスケジュールが待ち受けていますが、上の2チームを追い抜くために勝点を積み上げていくしかありません。
未だかつて敵地サンプロ アルウィンでの勝利がない徳島ですが、自分たちの強さに自信を持って勝ちに行きます。
明日もDAZNで選手たちの後押しをよろしくお願いします。